2005年5月5日木曜日

麻布のスーパー

麻布十番近隣にはオーストラリア大使館、オーストリア大使館、中国大使館、韓国大使館、等大使館が点在しています。それだけではなく、元麻布には日本に駐在する外国人社員のマンションがあったり、外国人モデルが多く住んでいたりと街行く人は多国籍。紀伊国屋や成城石井あたりが輸入品を多く扱うスーパーの代表だと思いますが、麻布十番のインターナショナルスーパーはもうひとこえ個性的です。

東麻布にある日進ワールドデリカッセンは宮内庁御用達肉屋さんのスーパー。1Fには輸入雑貨ショップがあって、外国のキッチングッズや石けんシャンプーが。2Fが生鮮食品売り場。肉類はさすがの充実ぶりで、日本のスーパーでは見たことのないような七面鳥の冷凍鶏肉やブロックのばかでかいビーフ、ソーセージが売られています。以前、冷凍のフランス産丸ごとチキンを購入。シチューに入れたらすごく柔らかくて旨味があって美味でした。丸ごとチキンを大胆に調理するなんてクリスマス以外では考えにくいですよね。3Fに行くと見事な酒類の数々で、お酒好きにはたまらないでしょう。ワインの品揃えは見事!唯一足りないのは日本酒の品揃えかな。お買い物客も外国人の人が多いので、お酒の買い方が違います。カートに1ダース、2ダースは当たり前という感じで大量に購入していくのを見るのも異文化発見で面白い。小麦粉やパスタも大量売りされていて、2キロ単位、5キロ単位のものを発見。美味しい物なら大量パックで買ってしまうとお得です。

インターナショナルな雰囲気も面白いですが、やっぱり日本のスーパーじゃないと落ち着かない。海苔や醤油や新鮮なお魚が豊富なスーパーがいい。そんなときには大黒坂下のピーコック、六本木ヒルズ入り口のフードマガジン、仙台坂下のナニワヤがあります。ナニワヤは麻布で100年続く歴史あるスーパー。扱う牛肉の質がダントツ良いです。

最後に、ちょっと有栖川公園まで散歩した帰りに買い物をというときはナショナル麻布へ。店内はそんなに広くないですが、やっぱりメインは輸入食品。シリアル、チーズ、ワインなど、海外生活をしたことのある人にとっては懐かしい品々で嬉しくなっちゃいますね。こちらは映像制作や配給、翻訳を手がけることで有名な東北新社が経営しているユニークなスーパーです。映画の宣伝用の垂れ幕がたまに降りていて「なんでスーパーでこんな宣伝を?」と思うかもしれませんが、経営の背景を考えると当然の成り行きなわけですね。今や広尾の顔とも言えるスーパーです。

足をのばせば広尾の交差点には明治屋があったりと、本当にこのへんのスーパーは充実していて休日スーパーめぐりだけで1日ぐらい費やせてしまいます。


■Nissn WorldDelicatessen
日進ワールドデリカテッセン
港区東麻布2-34-2
tel :03-3583-4586

■ナニワヤ
港区麻布十番3-9-5
tel :03-3451-6485

■NATIONAL AZABU ナショナル麻布
港区南麻布4-5-2
tel :03−3442−3202
営業時間:9:30〜20:00 (年始のみ休業)

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