難しそう〜な名前ですが、ためになる本でした。
人事採用の仕事をしております。
本を読んで学ぶこともしばしば。
この本は
●採用
●公正な待遇
●ワーク・ライフ・バランス
の項目に惹かれて購入しました。
アメリカの現状なので、多少事情が違うにせよ
ワークハードの両国の共通点は多く…。
ワーク・ライフ・バランス
のとらえ方は興味深かったです。
大まかに3タイプあるよと。
■その1:
毎日、毎週、毎月の単位でバランスをとる生き方を選ぶタイプ。
定時に帰り家族との時間も確保。しかし、高給取りには少ない。
(うまくやれる人にはいるようです)
■その2:
1年単位でバランスをとる。休暇はweek,month単位でしっかりとる。
それ以外は仕事に集中。
■その3:
一生でバランスをとる。35,40歳と区切りをつけて
それまで独立起業をはかり、いっぱい稼ぐ。
その後は私生活にゆっくーり時間をかけましょうというタイプ
*
アメリカではその3のタイプがうまくいくケースは少なく
40歳ぐらいになって、失ったものの多さに気づくという…。
なので、マネジャークラスは部下がその3に走ろうとしたら
忠告してあげましょうね。
ということでした。
いま、
ダイバーシティ
と言って働く人の多様性を許容できる会社(HPなんかが代表?)
が脚光浴びてますよね。
そこでこういうワーク・ライフ・バランスっていうの
が綺麗に描かれているんだと思います。
この三つにあてはまらなくとも
自分がどういうバランスを求めているのか
を明確に、もしくは何となくつかんでおくことが
「今流」だと思います。
大きな流れより自分の流れをつかめたら
素敵に生きられそうですよね