完全失業率が9年ぶりに回復したそうです。
3.8%と98年以来の低水準に回復。
最悪時には5%を記録したそうですから大幅の改善。そして景気が好調であることを物語っていますね。
採用の現場から見ると
「人手不足」「いい人材の取り合い」
は日々実感すること。
これだけ日々、人の雇用にがんばってるんだから、失業率が下がってくれなきゃ、とも思えます。
この完全に買い手市場から売り手市場の就職戦前の実態ですが・・・
どこの企業も数の確保に走ったバブル期を反省して、数ではなく質を優先する声が聞かれますが、実際のところそこまで「質」の良い人がそう簡単に流動的に転職するわけでもないので、数の確保だけでも必死といったところだと思います。
また、どんなに質の良いと思える人でも、会社が変われば一からのスタート。築き上げたスキルを生かせる環境に行き着くかどうかは、転職してみないとわからない未知の世界。まさに、どこかの企業が言っている「転職は慎重に」は、雇用する側される側のどちらにも当てはまることですね。
さて、この現状が自分の職場と関係ないと言えば実はそうでもなく、仕事のチョイスが増えていると思います。自分にはとても無理と思っていたような仕事にもトライできるチャンスが広がっている、チャンスの多い世の中になってきたなと感じています。
諦めず、一生懸命働いていればチャンスは巡ってくる。
氷河期時代に就職活動をした私がようやく仕事に対して楽観的イメージを持てるようになってきた今日この頃なのでした