2007年4月29日日曜日

どんな生き方を望みますか?「人的資源管理入門」

ハーバード流人的資源管理「入門」

難しそう〜な名前ですが、ためになる本でした。


人事採用の仕事をしております。
本を読んで学ぶこともしばしば。

この本は

●採用
●公正な待遇
●ワーク・ライフ・バランス


の項目に惹かれて購入しました。
アメリカの現状なので、多少事情が違うにせよ
ワークハードの両国の共通点は多く…。

ワーク・ライフ・バランス
のとらえ方は興味深かったです。

大まかに3タイプあるよと。
■その1:
毎日、毎週、毎月の単位でバランスをとる生き方を選ぶタイプ。
定時に帰り家族との時間も確保。しかし、高給取りには少ない。
(うまくやれる人にはいるようです)

■その2:
1年単位でバランスをとる。休暇はweek,month単位でしっかりとる。
それ以外は仕事に集中。

■その3:
一生でバランスをとる。35,40歳と区切りをつけて
それまで独立起業をはかり、いっぱい稼ぐ。
その後は私生活にゆっくーり時間をかけましょうというタイプ




アメリカではその3のタイプがうまくいくケースは少なく
40歳ぐらいになって、失ったものの多さに気づくという…。

なので、マネジャークラスは部下がその3に走ろうとしたら
忠告してあげましょうね。

ということでした。


いま、

ダイバーシティ


と言って働く人の多様性を許容できる会社(HPなんかが代表?)
が脚光浴びてますよね。

そこでこういうワーク・ライフ・バランスっていうの
が綺麗に描かれているんだと思います。

この三つにあてはまらなくとも
自分がどういうバランスを求めているのか

を明確に、もしくは何となくつかんでおくことが
「今流」だと思います。

大きな流れより自分の流れをつかめたら
素敵に生きられそうですよね

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