2008年9月16日火曜日

「分娩台よ、さようなら」(大野明子著)

分娩台よ、さようなら(大野明子著)
オススメ度 ★★★★☆

妊娠出産関係の本は5,6冊は読みました。妊娠の経過をおうごとにバイブルとなっているのは「シアーズ博士のマタニティブック」ですが、こちらの「分娩台よ、さようなら」も参考図書です。

自然派分娩を目指す人にとってはこれがバイブルでしょうか。マタニティ友達も読んでいる人が多く、わりと有名な本のようです。著者の大野明子さんは、自身が産婦人科医で医者として、また子どもを生んだ一人の母親としての出産観を記しています。杉並区にある明日香医院というお産の家をやっています。

自然分娩の素晴らしさだけではなく、妊娠中のマイナートラブルの原因や対処法が書かれているので、読むと安心することもあり、逆に心配になることもあったりですね。知識として読んでおくことをオススメします。

「妊婦はもっとよく考えて自分の出産に真剣に取り組もう、コンビニ出産よさようなら」

という妊婦啓蒙的な部分も多いです。無痛分娩をしたい人にとっては耳の痛いところはあるかもしれませんね。

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