2004年7月24日土曜日

茶道の先生が嘆く訳

今日茶道の先生に会うと嘆いていた。
「31年間先生を続けて今年初めて部員が入らなかったのよ」と。

先生は自宅で茶道を教える他に神奈川県の高校の茶道部の先生もしている。今年が31年目。それで初めて1年生の部員が入らなかったのだそうだ。職員室に行くと学生の全体の人数が減っていることを聞き、募集に力を入れても効果は出ないという。嘆くしかないというわけだ。

今の時代、お稽古ひとつ選ぶにも選択肢は数限りない。フラメンコ、カポエラ、ボクシング、インド舞踊、ベリーダンス、ヨガ等等、私の友人の習い事をあげるだけでもこれだけは挙がってくる。茶道よりも刺激的で面白そうなものばかり。

けれど茶道は長くやればやるほどはまってしまう奥深さがある。と私は思っている。だから高校生ぐらいから始められるって結構贅沢だと思うんだけどなー。

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